人工授精の精子の培養方法
人工授精の場合には運動性のよい優秀な精子だけを選んで注入する方法をとり妊娠率の上昇をはかります。方法は主に3種類あり、一つ目は遠心分離法で、精液に約3倍の量の培養液を加えよく混ぜ、遠心分離するので、授精を妨げる物質が上ずみ液となり精子だけが下に沈みます。こうして濃い精子の液を用います。
二つ目はスイムアップ法で、遠心分離法によってできた濃い精子の液に培養液を注いで30分間静かにし、上のほうに元気な精子が浮遊してくるのでそれを待ち受けて人工授精に使います。三つ目はパーコール法で、試験管に少しずつ密度の異なるパーコールという液体を積み重ね、精液を加え遠心分離することで精子の濃度が高まり、運動率も向上するので妊娠率もアップします。病院によって精子の培養方法はさまざまです。